ナンゾザランヤ8

2011年2月23日水曜日

開催概要

関係各位様
               ナンゾザランヤ8開催について
          
                                 ナンゾザランヤ総合デレクター 宗方 勝
4月2日、3日に行われるナンゾザランヤ8は協議を重ねた結果、3月22日現在、粛々と開催することとします。出演者の10代~20代の若者たちも全員参加予定です。未曾有のこの災害の被災者に、私たちは微力ながらも何か役に立てることはできないかと考えた結果、このイベントの開催中、参加アーティストや有志で協力していただく方々の作品の物販販売と、募金箱を設置しての募金集めをすることとし、そしてその収益と募金を、合わせて被災者義援金にさせていただくことにしました。
そして後日、物販販売の収益額と皆様から預かった募金額の明細(送付団体名や金額など)をHPやメーリングリストなどでお知らせいたします。
現在、参加アーティストの若者たちの中には、イベント前日までに被災地へボランティアに行こうと計画している方や、東北のほうで地震に合い暫らくの間、停電の中での生活を余儀なくされていた方もおり、皆様々な境遇の中で必死に生きています。それは関東に住んでいても同様であり、この災害を通じ、必死に感じ、考え、生きている若者たちが今回の出演者です。ですので私自身、そういった若者たちが集まり作品を発表する場を、中止にすることは出来ません。
あえて、この状況下でイベントを続行することで、観客も含め、皆が集まり、意識を共有し、対面で言葉を交わすことの必要性を認識することはこのイベントの目的でもあると考えています。
ご批判もあるかとは思いますが、皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願い致します。
そして何より、現在も困難を極めた暮らしを余儀なくされている被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申しあげるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申しあげます。

                                              2011年3月22日

開催日
2011年4月2日/3日 18:00スタート

開催会場
オルタナティブスペースRAFT
http://www.purple.dti.ne.jp/raft/
住所 〒164-0001 東京都中野区中野1-4-4 1F

入場料金

予約:2000円 当日:2500円
(30席ですので、当日の方は立ち見になる可能性もあります。早めの予約をお勧めしています。予約は下記まで。)

予約・問い合わせ
bug-depayse事務局(宗方)
aruto1970@yahoo.co.jp


イベントコンセプト
「ナンゾザランヤ」とは舞台芸術、コンテンポラリーアート、映像を主なジャンルとするグループbug-depayse主催のアートイベント。小規模ながらも、多言語をコンセプトに出演者を広く募集し、多ジャンルの融合、共存、横断を図り実験作の発表や、クリエーター同士の交流も含め、よりクリエイティブなアートイベントを目指す。
8回目となる今回は、前回に引き続きbug-depayseが 空間を作り、そこに各参加者が各自の表現をぶつけていくという形式をとり、bug-depayseによって作られた空間と各参加アーティストとの融合・共存・横断を図る。
前回は「記憶」というテーマのもとに彫刻と絵画のインスタレーションによる空間を作った。今回は「王国」というテーマのもとにパフォーマンスアートによって空間を作る。
今回は2名のパフォーマーがそれぞれ一日ずつ担当し、彼らの「王国」というテーマに沿ったコンセプトに基きパフォーマンスが行われる。その中で各参加者の作品時間を割り振り作品を発表してもらう。
(パフォーマーの詳細は下記参照)
いわば、王国が新たな王国を形成していくのか?または崩れていく様が繰りひろげられるのか?を観客とともに体験していくのである。
以上のことから、参加アーティストにとって、前回のインスタレーションによる空間が一方向的なものであったのに対して、今回のパフォーマンスによる空間は双方向的なものになる。
そこで2名のパフォーマーは、それぞれパフォーマンスのコンセプトやマテリアル(使用する物)を事前に決定し、参加アーティストに事前提示することで、即興性を若干打ち消しつつも、異ジャンルの双方向的な表現空間を形成することで、その場でしか起こらないような偶然性や突発的な表現を起こす。
まさにその表現者の空間構成や作品形成が「王国」の興亡そのものとして立ち起こるわけである。
そのために参加アーティストとパフォーマー及びbug-depayseはイベント当日までの数ヶ月の間に各参加アーティストが必要に応じた議論・稽古を行い、即興性を完全には打ち消すことなく、空間を共有することを試みる。

メインパフォーマーの紹介


直方平ひろと(なおかたひらひろと)
1974年 熊本県生まれ
1996年 写真を始める
2003年 デジカメとウェブで活動を始める
2005年 パフォーマンスを始める
2007年 「つくらない」会を始める
写真サイト http://www.interq.or.jp/neptune/oan88/
「つくらない」会 http://www.naokatahira.org/tukuranai/
ミクシィの名前 なんのんぽん







野本翔平(bug-depayse)
1984年埼玉県行田市生まれ
2005年からNIPAFなどでパフォーマンスを行う。
2007年からbug-depayseメンバー
2008年から12月から行田市のパン屋さんで毎月1回パフォーマンスがメインのイベントを開催。
2009年からSMF(Saitama Muse Forum)に参加。









4月2日(土)出演アーティスト


Naoya Ninomiya Sound&Visual
1989年生まれ。
現在、尚美学園大学にて塩田和明に師事し、電子音楽を中心とした作曲を学んでいる。
Salty名義でDJ活動も行っている。
Web Site: http://web.me.com/naoya_ninomiya/
Salty myspace: http://www.myspace.com/saltysmile






ピンクぐま ダンス
群馬県からきました。
ダンサー 兼大道芸人 渦・マキと
今やパフォー 野澤 健
二人による 野生系、エンターテイメントユニットです 。
渦・マキぶろぐ
http://blog.goo.ne.jp/uzumaki410






中村隆行 コンピューター音楽
1986年生まれ。
大学在学中に、電子音響音楽や映像作品を主にコンピューターを使って制作し始める。最近の活動は、ダンサーとのコラボレーションとして、楽曲の共同製作や、音に反応して光る照明システムを使ったパフォーマンス作品を製作し、または、秋葉原のギャラリー3331で催されたマルチチャンネルスピーカーによるライブでは独自のコンピュータシステムによる演奏を行った。
直近の活動としては、5月にアサヒアートスクエアでのマルチチャンネルスピーカーによる電子音響/コンピューター音楽のライブに出演する予定。






新庄恵依 コンテンポラリーダンス/パフォーマンス
幼少時代にミュージカルを始め、イマジンミュージカルなどに出演。
高校時代からはコンテンポラリーダンスや舞踏、演劇を学び、振り付けを始める。
現在は東京藝術大学音楽環境創造科に在籍しながらダンス、演劇を中心に幅広く学ぶ。




Ryan Wong (29歳) 写真/映像/MBA学生 (一橋大学大学院国際企業戦略科)
ビジネス修士(MBA)取得のため2010年9月より東京在住。ニューヨーク大学(NYU)にて映像を学ぶ。
最近、Taichiをはじめました。Taichiは決してスローなカンフーではなく、物事を深く見つめ、考える手段です。攻撃された場合は、相手のエネルギーを受け止め、拡散させ、戻します。
以前、訪れた米国西海岸にあるBerkeleyという街がお気に入り。老後は西海岸特有のからっとした太陽と穏やかな環境で過ごしたいと考えています。
長いようで、短い人生。いろいろな事との出会いおよび、いま、生きていると
いうことに感謝の意を込めて。
Twitter アカウント: @ryanwkwong (写真をアップしています。クラスメートからは「暗い!」と言われてますが。。。See for yourself!)

尾花藍子 OBANA Aiko ダンス/パフォーマンス
1985年生まれ 東京都出身 東京都在住
2008年 女子美術大学絵画学科洋画専攻卒業
美大卒業後、身体や空間を使った作品を中心に発表しています。
近日の公演予定・活動履歴などは以下のWEBサイトに掲載しています。
Aiko Obana's site http://apiece7.blogspot.com/

4月3日(日)出演アーティスト


石川慶(舞踏ー天空揺籃)
舞踏天空揺籃 今後のスケジュール
2011年4月23,24日 野毛大道芸フェスティバル
2011年5月20,21,22日 高橋理通子 舞踏公演
2011年9月24,25日 石川慶 舞踏公演「さらば、シリウス -白鳥の抄-」
2011年12月1,2,3,4,5,6,7日 吉本大輔 舞踏公演
問い合わせ kei80c08@ybb.ne.jp mixiコミュニティ「舞踏ー吉本大輔・天空揺籃」参照







大川原脩平(おおかわらしゅうへい) 舞踏
踊ったり、脱いだりします。「ラジオ体操道」主催。
出張ラジオ体操、受け付けております。






ヨクナ・パトーファ 映画監督
日本最大規模のノイズイベント青山ノイズでのメインVJ(共演者ジャパノイズ、大友良英、灰野敬二)、映画「ラホール」でのフルクサス展(アメリカ、テキサス)参加「そのヴィジョンは視覚によるものではない。機械や技術によるものでもない。私を変革する、センセーションとしての光の到来。彼女はそれを見つけ、近づき、皆の待つ真っ暗な部屋を炸裂する破片で照らし出す、xtal(クリスタル)である。」
+
ハラトモヒロ 映画監督、革命家
「彼は、現時点以降の未来に、自らの身体の醜さを知らせ、思わず笑い出させるだろう。全てを楽観し、同時に激怒している彼の神聖なる白痴性は、世界中のウィル スと呪いを受け止め、その憑依によって、人々の心に熱狂の大きな穴を穿つだろう。」
そしてその穴は、大きな真理で満ちるだろう。

二人は現在、映画とパフォーマンスの形態をとった作品、「イリュミナシオン」を制作している。ロンドンでの撮影を終え、現在「光学的革命」に向けて、各自理論の加速化を進めている。






野本直輝 メディアパフォーマンス
1990年生まれ。
玉川大学芸術学部3年。映像を主な表現媒体として 制作活動、映像インスタレーション、パフォーマンス的な表現にも展開している 。
ツイッター(@nomotonaoki)もよろしくお願いします。
ご案内:新宿のアートスペースproject roomで 3月9日(水)13日(日)に開催 される「39ART 第4回 ネズミ講展」に参加予定です。http://redcube2011.blogspot.com/p/project-room.html






玉木幸美 パフォーマンスアート
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科所属 H23年度2年生
大学の方では、物づくりを中心に美術をしています。
大学の方では今「epa!」というパフォーマンス団体にも属しています。
3月にはグループ展などもあるので良かったら是非。







畠中ひろみ(ムダイ)
演劇、舞踏、音楽と様々な角度から表現を模索中
3月12日(土)新宿ゴールデンエッグ
3月21日(月祭日)銀座タクト
3月26日(土)代々木公園某所
実験舞踏ムダイHP http://mudai.xxxxxxxx.jp/
ツイッター http://twtr.jp/user/xxxxxMUDAIxxxxx/follow
ムダイ写真 http://photographicsmudai.tumblr.com/
mixiネーム ろみ